競技性のある対戦型コンピューターゲームなどで結果を競う「eスポーツ」のイベントが、1月10日(日)と11日(月・祝)に山口井筒屋(山口市中市町3)5階催場で開かれる。山口eスポーツ連合の協力。
時間は午前10時から午後6時半(11日は5時)まで。入場無料だが、会場が込み合う場合は入場制限が設けられるほか、1回約1時間の交代制となる。
体験できるゲームは次の5タイトル。
①2019年、2020年に国体の競技種目(文化プログラム)にも採用されたリアルドライビングゲーム「グランツーリスモ」
②初心者にも操作が分かりやすいサッカーゲームシリーズの最新作「ウイニングイレブン2021」
③“落ち物”パズルゲーム「ぷよぷよ」
④会場に設置された「山口井筒屋サーキット」と操作画面のAR(拡張現実)が連動するカーレースゲーム「マリオカートライブホームサーキット」
⑤任天堂のゲームキャラクターが一堂に会し、それぞれのゲームの世界観をモチーフにしたステージで戦う対戦型アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」
同店では、1月2日・3日にも同イベントを実施。磯部直也営業推進担当は「前回は年始ということもあり親子連れでにぎわい、eスポーツへの関心が高まっているように感じた。山口県内から未来のeスポーツ選手が生まれてくれることも期待されているので、興味がある人はぜひ参加してみて」と呼び掛けている。
「eスポーツ」はエレクトロニックスポーツの略で、電子機器を用いた対戦型ゲームをスポーツ競技としてとらえた名称。海外では1990年代後半から若者を中心に普及した。通常のスポーツと違って体を動かすことは少ないため、年齢や性別、体格などにかかわらず対戦が可能だ。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的にプロスポーツのリーグや大会の延期・中止を余儀なくされた2020年は、現役選手も参戦するeスポーツのチャリティーイベントなどが多数開催された。