2021年の目標、決意、願いを山口市内の小学5・6年生が書で表現した「2021年を漢字一字で表す書道展」が、山口市菜香亭(山口市天花1)で開かれている。2月8日(月)まで。
2019年から開催されており、3回目。今回は、前年の661点より440点多い1101点が寄せられた。
選ばれた漢字は、前回と同じ「楽」(77点)が最も多く、コロナ禍を乗り越えた世の中を思わせる「笑」(44点)、「明」(43点)がそれに続いた。他に20人以上に選ばれたのは「努」(38点)、「夢」(35点)、「幸」(33点)、「新」(30点)、「友」(27点)、「希」「挑」(各25点)、「優」(22点)だった。
審査の結果、最優秀賞には池田朱莉さん(大内小6年)の「輝」が選ばれた。また、山口市教育長賞は信吉飛鳥さん(平川小5年)の「飛」、歴山会賞は岡本夏澄さん(陶小5年)の「力」、山口市菜香亭賞は河野心愛さん(大内南小6年)の「恵」、特別賞は木村聖さん(佐山小6年)の「越」が受賞した。
会場には、これら入賞5点に佳作10点、入選85点を加えた100点が展示されている。観覧料は、一般100円、中学生以下50円(未就学児無料)。
表彰式は、1月23日(土)午前10時から同施設大広間で行われる。その後、山口県高校総合文化祭で毎年優秀賞受賞者を輩出している山口高書道部の部員1人が、2021年を表す漢字一字を2畳分の和紙に揮毫する。
問い合わせは、同施設の指定管理者「NPO法人歴史の町山口を甦らせる会(歴山会)」(TEL083-934-3312)へ。