2021年度の吉南青年会議所(JC)第45代理事長に就任。スローガン「みんなの心をひとつに 吉南魂」は、誇りと郷土愛を“魂”に込めており、「不透明な社会情勢だが、8月9日の『創立45周年記念式典』は開催したい」と願う。
在籍の6年間で、JCは異業種の人と関わることができ、トップたるべきものの考え方を学ばせてもらえる貴重な場だと感じている。同会は現在、半数が入会3年未満のメンバーで構成されているだけに、「父親も妻も同会OB。歴史を伝え、新しい風を吹き込む“新生吉南”を発信することが役目」と使命感に燃える。
座右の銘の「やられたらやり返す。三倍返し」は、ドラマの名台詞ではなく、中学生の頃からの指針だという。
「いつも、店も家庭も切り盛りしてくれている妻には感謝」と話す。
【プロフィル】1982年9月、小郡生まれの38歳。小郡小・中、山口県鴻城高卒業後、京都の日本料理店「たん熊北店」で足かけ6年の修業を積む。帰山後、祖父の代から続く「鮨・割烹 寿司正」の若大将として板場に立つ。小郡料飲組合の青年部長も務める。