サッカーJ2・レノファ山口FCで2021シーズンから監督として指揮を執る。就任に際し、「高い志を持ったクラブに来ることができ、大きなやり甲斐を感じている」と話す。
選手から監督まで19年間を仙台で過ごしてきた。その間に味わった喜びや苦悩など様々な経験を「財産」とし、「2年かけてJ1へ昇格させる」と意気込みを語る。
現在は、試合に向けた準備を進めながら、「月ごとの目標設定もあるが、年間を通した我々の“ゴール”に到達するためにはどうすれば良いか考え、一日一日を大切に過ごしている」という。
開幕戦は2月28日、ホームの「維新みらいふスタジアム」で松本山雅FCと対戦する。「J1昇格が現実になると本気で思ってください」と呼び掛ける。
座右の銘は「一樹百穫」。
【プロフィル】1973年10月10日東京都生まれ。駒澤大卒業後、コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台でプレー。2004年の引退後はベガルタ仙台でコーチや監督を務め、2017年にJリーグカップベスト4、2018年には天皇杯準優勝に導いた。