消費行動は「社会への投票」とも言われている。持続可能な世界を目指す2030年までの目標「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)を達成するためにも、われわれ一人一人が「エシカル(倫理的)消費(人や社会、環境に配慮した消費行動)」を心掛けることが重要だ。
エシカル消費につながる“やさしい物”には「サステナブルラベル」が貼られている。「サステナブル」とは、「持続可能な」「ずっと続けていける」といった意味。最近、「サステナブルな暮らし」「サステナブル経営」「サステナブルファッション」などの言葉をよく耳にするようになった。地球の環境を壊さず、限りある資源を大事に使い、未来の世代もずっと地球で生活し続けていけるような行動への機運が高まっている。
エシカル消費を実践することで、山口市の特産品などがもらえるキャンペーンが、2月28日(日)まで開催されている。異なる三つのサステナブルラベルを集め、専用の応募はがきに63円切手を貼って送る。対象となるラベルは、「ASC認証」「FSC認証」「GOTS認証」「OCS認証」「RSPO認証油マーク」「海のエコラベル」「エコマーク」「間伐材マーク」「国際フェアトレード認証ラベル」「伝統マーク」「やまぐちブランド」「有機JASマーク」「レインフォレスト・アライアンス認証」。
応募はがきのついたチラシは、山口市の各総合支所や各図書館などに設置してある。応募者の中から抽選で10人に山口市の特産品等が当たり、20人に山口市のクールチョイスキャラクター「選ぶー」のエコバッグが当たる。
問い合わせは、主催する「温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち」(TEL083-941-2181、http://tomeruccha.jp/)へ。