リオデジャネイロ・パラリンピック(柔道女子57キロ級)銅メダリストで、「東京2020」大会日本代表選手に選ばれた廣瀬順子選手の小・中・高校時代の柔道指導者。また、年末恒例の格闘技イベント「RIZIN」で、現在スーパーアトム級世界王者の浜崎朱加選手にも高校時代から柔道を教えてきた。
「廣瀬・浜崎の二人がフォーカスされるが、社会人となった教え子は皆、それぞれ活躍している。全員が私の誇り」
指導歴25年の中で大切にしていることは、「柔道の教えを通した人格形成。試合で勝つことよりも社会に通用する人間になること」と語る。
稽古中は厳しいが、普段は教え子から「ヨッシー」とあだ名で呼ばれるほどの慕われよう。「スイーツ男子」の一面も持ち、手製のジャムを教え子から所望されることもしばしばあるという。
【プロフィル】1975年山口市小郡生まれ。小郡小・中、山口県鴻城高卒業。小郡衛生公社3代目社長を務める傍ら、柔道家として、小郡柔道スポーツ少年団、山口市立小郡中、山口県立西京高柔道部、山口県国体チーム女子コーチを歴任。全日本マスターズ選手権3位の戦績を持つ。