「ごんぎつね」や「手袋を買いに」で知られる新美南吉が今から約80年前に書いた「花のき村と盗人たち」を原作にした舞台劇「はなのき村」が、2月20日(土)に山口市民会館(山口市中央2)で上演される。
1973年に創立された児童劇専門の「劇団うりんこ」(名古屋市)が、午後2時からと6時からの2回公演。主催は、認定NPO法人こどもステーション山口(TEL083-925-1486)など。
悪事を繰り返してきた盗人たちが、盗みに入ろうと考えていた村の人たちから初めて信用され、葛藤しながらも改心し、涙を流しながら自分が盗人だと打ち明ける…。「人は人とのかかわりがあるからこそ、成長することができる。そんなメッセージが込められた作品」と主催者。
前売り券は、一般3500円、25歳以下2500円で、同館、山口井筒屋、YCAMなどで購入できる。当日券は各500円高。