山口市は、新型コロナウイルス感染症の影響によって経営環境が悪化している市内の飲食店および飲食店への納入事業者を支援しようと「山口市飲食店等感染防止対策強化支援金」を創設。対象となる事業者に向け、申請を呼びかけている。
対象となるのは、①山口市内で飲食店を営み、店舗内で飲食料品を提供する中小企業者②主に飲食店へ飲食料品等を納入する事業を営む山口市内中小企業者③山口市内でタクシー事業を営む市内中小企業者。支援要件として、「2020年11月・12月・2021年1月のいずれかの売り上げが、前年同月比50%以上減少している。または当該3カ月の売り上げ合計が、前年の同じ期間の合計と比較して30%以上減少していること(創業1年未満は別)」「2020年度または2021年度の確定申告書における事業収入が、月平均10万円以上であること」「対象の事業を2020年11月1日以前から営み、引き続き1年以上事業を継続する意思を有すること」などが挙げられている。
支援金額は、①が1店舗につき20万円(酒類を提供する午後6時以降営業する店舗は30万円)で、複数店舗を営む場合は2店舗分が上限。②③は1事業者あたり20万円で、車両を20台以上保有している③は30万円になる。
申請は、事務局の山口商工会議所宛てに、感染拡大防止のため郵送で行う。締め切り(当日消印有効)は、3月31日(水)。
問い合わせは、同商工会議所(TEL083-925-2300)へ。