例年とは異なり、学校行事が中止や縮小された今年度。卒業式を終えた二島中3年の生徒たちは、学校生活最後の行事に向かった。
山口市秋穂二島の岩屋半島にある兜山古墳から市老人憩いの家「潮寿荘」をつなぐ遊歩道「臼美歩道」に3月11日、卒業式を終えた二島中3年生の13人らが桜の苗木を植えた。
今年度は新型コロナウイルスの影響で学校行事が中止や縮小開催。「寂しい思いをさせた」と保護者、教職員、同地区連合自治会が相談し、「桜の木のように大きく育ってほしい。豊かな自然に触れることで、故郷の魅力を再発見し、愛し続けて」との願いを込めて開催された。
植樹場所は標高約80メートルで、二島中を望むことができる。