スズメくらいの大きさで、市街地や公園の樹木、庭先などの身近な場所で見られる小鳥です。顔は黒色で頬が白色、背中は黄緑色で、腹には黒い線があります。この線が太い方がオスです。
春になると「ツピツピツピ…」と高い声で囀る姿が見られるようになります。美しい声で鳴くことでメスにアピールし、結婚相手を探しているのです。ペアになると樹洞などに営巣し、抱卵はメスが行いますが、ヒナが孵化した後は、オスもメスも協力して子育てをします。また、巣箱もよく利用します。
春は様々な小鳥のさえずりが聴こえる季節なので、外を歩く時には耳を澄まして聴いてみてください。
スズメ目 シジュウカラ科
[全長] 15cm
[時期] 一年中見られる留鳥
きらら浜自然観察公園 信木 愛