4月10日(土)、「行こうよ。やまぐちプレミアム宿泊券」の第2弾が、昨年の第1弾に引き続き、山口県内で発売される。
販売対象は山口県民で、1枚5000円の額面の宿泊券を、半額の2500円で購入できる。券を使用できるのは、山口県内に立地する登録施設。購入枚数に制限はないが、利用する際には、1人1泊当たり2万円分までの上限が設けられている。利用できる期間は、4月10日から10月8日(金)までで、ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)とお盆期間(8月13日~16日)は使用不可。販売される枚数は、30万枚だ。
購入方法は①コンビニ端末②ウェブ抽選の2種類ある。①は、4月10日午前10時から、県内のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップのコンビニ端末で。商品番号は「0256174」。一方、②の受付期間は、4月11日(日)から18日(日)まで。参加するにはローソンチケットへの会員登録が必要だ。専用サイトから申し込み、当落通知は4月22日(木)から届く。当選したら、4月28日(水)までに、ローソン店内の端末から購入する。
問い合わせは、「やまぐちプレミアム券事務局」(0120-100-577)へ。
第1弾の利用は99% すべて販売開始日に完売
「行こうよ。やまぐちプレミアム宿泊券」の第1弾は、昨年7月と9月に販売された。今回同様、1枚5000円の額面の宿泊券を、半額の2500円で販売。発行した51万枚は、すべて販売開始日に完売した。
そして、発行した99.0%(50万4913枚)が実際に使われた。総宿泊人数はのべ18万3511人。宿泊券の利用額約25億円と、宿泊者の自己負担分約17億円を合わせた、宿泊施設への支払総額は約42億円に。山口大学は、この事業による経済波及効果は約69億円に上ると推計している。
宿泊施設の所在する市町別に利用実績を見ると、最も多かったのは長門市(登録施設数32)の18万1650枚(35.6%)で、2番目は萩市(同31)の10万1765枚(20.2%)。山口市(同45)は3位で、7万9786枚(同15.8%)だった。4位の下関市(同49)は7万2465枚(同14.4%)で、これら上位4市の施設利用が、全体の86%を占めている。以下、周防大島町(同14)・1万6041枚(3.2%)▽下松市(同5)・1万5227枚(3.0%)▽岩国市(同24)・1万3492枚(2.7%)▽周南市(同16)・8451枚(1.7%)▽宇部市(同16)・4985枚(1.0%)▽美祢市(同7)・4579枚(0.9%)▽光市(同4)・3348枚(0.7%)▽防府市(同10)・1720枚(0.3%)▽山陽小野田市(同6)・524枚(0.1%)▽柳井市(同8)・397枚(0.1%)▽平生町(同3)・345枚(0.1%)▽上関町(同2)・100枚(0.1%)▽田布施町(同2)・38枚(0.1%)の順だった。