4月20日に開催された山口商工会議所青年部定時総会で、2021年度の会長に任命された。
スローガンは、漢字一文字の「新」とし、サブタイトルに「美しき山口の芽吹き」を掲げた。「新型コロナウイルスの影響で、何をするにも不確かさがつきまとう世の中。前例を踏襲することもままならない現状が続くが、今こそ新しく変革できるチャンスととらえ、前進したい」と意気込みを語る。
今年度の具体的な活動として、渋沢栄一がお金の大切さを説く絵本を山口市に寄贈するほか、11月には「家族が住みよい山口」をコンセプトに、グランピングなどが楽しめるイベントを計画中だ。
座右の銘は「成功は、手がかりを残す」。「成功した時はそれなりの理由がある。その過程を振り返り、次回につなげることが大切」という。
【プロフィル】1977年福岡県生まれ。大学を卒業して大手進学塾に就職後、兄とともにかわしま進学塾を設立。人材教育コンサルタント会社「モチベーションエンカレッジ」代表、(株)KAWASHIN専務取締役。名前の乃(おさむ)は、字画の良さから祖父が命名。