産・学・官・民が協力して2001年11月18日に設立され、自身が実行委員長を務める学びの場「やまぐち街なか大学」が今年20周年を迎えた。
「設立当初に、廣中平祐名誉学長が言われた『学びの場、学ぶことへの参加の場を継続させることが大事』という一言を重く受け止めて、運営してきた」と振り返る。
同組織へは大学院在学中の2001年から参加。初代委員長の嶋田日出夫氏、二代目小田雅彦氏に次いで、2009年から三代目の委員長を務めている。
同組織の特長について「市民が身近な課題を見つけて講座を企画し、『市民手作り』で運営している。運営側と参加側の距離が近く、市民の参画度が高い」と話す。
今後は、ユーチューブなどの動画サービスを活用して、コロナ禍でも参加・受講できる形態もとりながら、運営を進めていくという。
【プロフィル】1974年岩国市生まれの46歳。県立岩国高、山口大人文学部、同大学院を修了。NPO法人やまぐち県民ネット21に就職し、現在センター長を務める。興味のあることは、仕事関連のウェビナー研修参加。休日の息抜きは、読書。