4月26日に開かれた令和3年第回山口市議会臨時会において、議長に初選任された。「新型コロナウイルス感染症が全国的にまん延する中、本市においては5月31日に感染症経済対策第9弾が発表された。行政と議会で協力しながら安心して暮らせるまちづくりを推し進めたい」と話す。
1994年に山口市議会議員に初当選してから今年で28年目。「子どもたちに希望ある未来を」と、子育て支援体制の整備に尽力してきた。24年前の市議会で質問した乳幼児医療費の無料化について「当時はなかなか受け入れられなかった」と振り返る。その後、所得や年齢制限などが段階的に拡大され、今年10月からは所得制限なしで中学生までのこども医療費無料化が実現する予定だ。
今後について「スピード感を大切に、審議会など市政への女性の登用も推進したい」と話す。
【プロフィル】1961年12月、山口市仁保生まれの59歳。野田学園高から大阪産業大経営学部へ進学し、卒業後は佐藤信二衆議院議員の秘書を約10年間勤める。旧山口市議を4期連続で務め、合併後の新市議会でも4期目。座右の銘は「初心忘るべからず」。