パークロード(県道203号線)沿いの街路樹に巻かれたピンク色のテープの意味は?
県庁前の交差点から早間田交差点までの県道203号線(パークロード)の街路樹の中に、ピンクのテープが巻かれた木がある。何の印なのか、山口県土木建築部道路整備課に聞いた。
これは、防府土木建築事務所山口支部による剪定作業の一環。まず、植樹されている街路樹を同支所の職員が事前にパトロールして1本1本点検。枝が枯れ落ちて、歩行者に危険を及ぼす可能性の有無を確認し、剪定が必要な木にテーピングしていった。テープはすべてピンク色。剪定が必要な木を実際の作業時に見落とすことがないよう、目立ちやすい色にしたという。
今後は6月末をめどに、テーピングした木を対象に、同支所による剪定作業が行われる。剪定・伐採は、「車の走行時の妨げにならない」「歩行者の安全を守る」「道への出入りの時、視界が悪くならない、標識なども見えづらくならない」「日照や通風を確保することで木の成長を図る」などの目的で実施されている。
「パークロードは『日本の道100選』にも選ばれており、景観に配慮しつつ、適切な維持管理を行っているところ。剪定中は歩行者に迷惑をかけるが、ご理解を」と同支所。