山口市や美祢市、宇部市など7つの市町を会場に、2021年7月1日から12月まで開催される「ゆめはく」こと「山口ゆめ回廊博覧会」。同博覧会実行委員会の事務局長として事業運営に携わっている。開幕に際し、「7市町の行政や関係団体など、多くの人々の取り組みの集大成ともいうべき博覧会。開催を支える関係者の努力に応えるためにも、感染症対策に万全を期しながら、最後まで気を引き締めて務めたい」と意気込みを語る。
昨年のプレ事業は、緊急事態宣言の発出を受け、7月からの開始予定を10月に遅らせて当初の6カ月から3カ月に短縮。「準備や告知の期間が取れず苦慮したが、延べ約30万人もの参加者があり、大きな手応えを感じた」という。
「コロナ禍で遠出が難しい時期だからこそ地元を巡り、魅力を再発見してほしい」と話す。
【プロフィル】 1968年兵庫県生まれの53歳。山口大進学を機に山口市に居住。地域の町おこしに興味があり、92年、山口市役所入庁。2018年4月より現職を務める。休日は、「山口ゆめ回廊公式ガイドブック」を片手に県内の史跡やお店巡りを楽しむ。