山口市は、6月30日だった、2021年度の「新しい生活様式導入応援補助金」の申請期限を、8月31日(火)まで延長した。
これは、新型コロナウイルスとの「共存」を想定して国が提唱した「新しい生活様式」に対応したり、新たな業態へチャレンジしたりする山口市内の事業者に向けた補助金。今年12月31日までに支出を終える事業が対象で、申請は1事業所につき1回まで。
「3密の回避や感染防止策としての店舗内装の変更やトイレ設備改修」「オンライン結婚式に新たに取り組むためのサーバー等通信設備導入」「従業員の感染予防のため、テレワーク・オンライン会議設備を整備」「お客さまの感染防止策とともに換気設備・空気清浄機の設置」「新たにECサイトを立ち上げるための冷蔵設備を導入」「宿泊施設を改装し、テレワーク用の個室やWi-Fi環境を整備」などが、例として挙げられている。ただし、汎用性の高いパソコン、タブレット、スマートフォン等の機器などは対象外。山口市ウェブサイトで「Q&A」(https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/60311.pdf)も公開されている。
補助率は2分の1で、上限額は30万円。申し込み・問い合わせは、事務局の山口商工会議所(TEL083-925-2300)へ。