山口県ひとづくり財団(TEL083-987-1730)は、①タニタの社員食堂初代管理栄養士の後藤恭子さんによる「健康で幸せなシニアライフを送る生活術」、②下関海洋科学アカデミーで展示部魚類展示課班長の園山貴之さんによる「海響館の仕事と生き物について」、二つの講演会の聴講者を募集している。
①は10月7日(木)の開催。後藤さんは50年にわたり、企業・病院・銀行・福祉施設などにおいて栄養・減量指導、生活習慣改善方法、小児肥満、栄養士育成、冷凍食品開発などに携わっている。株式会社タニタでは「ベストウェイトセンター」で減量指導を行い、後にレシピ本が何冊も発行されるほど有名になった「タニタ社員食堂」のコンセプトおよびレシピ開発・運営に携わった。同社退職後の現在は、長年培ってきた経験や指導法を基に全国で講演会を行い、「食事は美味しく楽しく食べるもの」であることを伝えている。
②は同9日(土)の開催。園山さんは1985年島根県生まれ。下関市立しものせき水族館「海響館」を主体として、観光事業の振興や水生生物の調査・研究、愛護思想の普及啓発に努める公益財団法人下関海洋科学アカデミーの職員。専門は山口県日本海産魚類、フグ目魚類、八放サンゴ亜綱の分類。今年開館20年を迎えた海響館の目玉展示ともいえるフグの展示や、普段目に留まることのない水族館の裏側についても聞くことができる。
時間は①②とも午後1時半から3時まで。会場はいずれも山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)。聴講無料だが事前の申し込みが必要だ。希望者は、ウェブサイト(http://www.hito21.jp/)またははがきに講演名と講師名、希望人数(2人まで)、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所を明記し、(公財)山口県ひとづくり財団、山口県民学習部学習振興課(〒754-0893山口市秋穂二島1062、TEL083-987-1710)へ。締め切り(必着)は①が9月14日(火)、②が9月16日(木)。応募者多数の場合は抽選となる。