長引くコロナ禍により、日々の暮らしや地域活動は大きな変化を余儀なくされている。「どう生きる新たな時代!~動く・つながる」をテーマにした講座が、9月と12月に開かれる。やまぐちネットワークエコー主催の山口きらめき財団男女共同参画課題解決支援事業。申し込みの締め切りは、9月18日(土)。
1回目は、9月25日(土)午後1時から3時半までオンラインで開かれる。開会あいさつ、オリエンテーション終了後、1時15分から上野千鶴子さんによる基調講演「ともに生きる ともに輝く社会へ~変えるのは私たち!」が開催。講演終了後には上野さんへの質疑応答、講演の感想を語り合う時間も設けられる。
上野さんは1948年富山県生まれの社会学者。2021年3月に東京大学教授を退職し名誉教授に。現在は、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長として活動している。2019年東大入学式での祝辞は大きな話題を呼んだ。ベストセラー「おひとりさまの老後」(文春文庫)や「在宅ひとり死のススメ」(文春新書)など著書多数。
受講方法は①当日のテレビ会議システム「Zoom」によるライブ配信②YouTubeによる期間限定配信(10月1日~10日)③ライブ配信の録画をカリエンテ山口(山口市湯田温泉5)にて視聴(12月11日午前10時~11時40分)の3通りで、申し込み時に伝える。
2回目は12月11日(土)午後1時から4時まで。まず、子育て中の親を対象に、仕事と家庭の両立を調査したアンケートの結果が報告され、1時半から「社会状況の変化の中で~今こそ、動く・つながる」をテーマにしたパネルディスカッションがある。パネリストに山口県こども食堂支援センターの杉山美羽センター長、下松市地域政策部の原田幸雄部長、有限会社ケイ・アンド・ワイの杉山裕子代表を迎え、コーディネーターはネットワークエコーの西山香代子代表が務める。
それぞれ聴講は無料で、1回のみの参加も可。定員は先着80人で、事前申し込みが必要。希望者は、やまぐちネットワークエコーへ電話(TEL090-1338-2058)、ファクス(083-923-9833)、メール(v-kayo@c-able.ne.jp)、専用申し込みサイト(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScU-mgQfrJnKPJm1qhKUlf6coKlXCkKTaONApzEgT9NQBf95g/viewform)のいずれかで、1回目の講座の受講方法、名前、住所、電話番号、メールアドレスを伝える。