2021年7月に新年度体制となった山口ロータリークラブの会長に就任した。
「第70代会長という歴史あるクラブの大役を仰せつかり、責任の重さを感じている。コロナ禍という制約がある中での活動になるが、四大奉仕(青少年奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕)と対内的なクラブ奉仕が円滑に進むよう尽力したい」と話す。
同クラブへは2001年に入会し、2021年で在籍20年。2020年に御鎮座500年を迎えた山口大神宮の宮司として、「決まった休日はほぼない」神職を勤めながら例会などに参加。同クラブについて「入会以来、会員の皆さんからは多くのことを教わっている。また、企業を訪問する『職場例会』などは自身にとってよい学びの機会」と話す。
クラブ設立70周年を迎える2022年度に向けて「一年間精いっぱい務めたい」と意気込みを語る。
【プロフィル】1952年1月、山口大神宮(山口市滝町)の社家に生まれる。大殿小・中、野田学園高を卒業後、皇學館短期大(三重県)と神宮研修所(同県)に同時入学し、神職としての学びを深める。卒業後は帰山し、1986年12月から同宮宮司を務める。