道の駅「萩しーまーと」のオンラインショップ(https://shop1.seamart.jp/index.html)で、10月10日(日)まで「萩の肴セット」が限定販売されている。
10月1日から同駅で酒類販売が開始されたのを記念した試みで、セットは「するめ」「刺身」「XO醤」の3種類。それぞれ、300mlの日本酒と、萩産の魚介を使用した“おつまみ”がセットになっている。
「するめ」は日本酒2本にケンサキイカのするめとかまぼこ、「刺身」は日本酒3本に刺身とちりめんじゃこ、「XO醤」は日本酒5本に「じゃこたっぷりXO醤」のセットだ。価格はすべて3000円(税込)。
同駅のオンラインショップは2020年12月に開設され、これまで萩市産の鮮魚や特産品を販売してきた。今年3月、萩市と阿武町にある六つの酒蔵(岩崎酒造、岡崎酒造場、澄川酒造場、中村酒造、八千代酒造、阿武の鶴酒造)が製造する39銘柄の日本酒が「萩」として、酒類では中四国地方で初めて地理的表示(GI)制度に指定された。地域ブランドの証でもある「GIマーク」を受けた萩の地酒を積極的にPRできるよう、同駅は9月に酒類の通信販売に必要な免許を申請し、取得。萩の多様な特産品と共に、通販で地酒の販売・発送ができるようになった。
「コロナ禍で帰省が難しい中、萩の地酒と萩ならではの酒の肴で、ふるさとの味覚を体感してもらえれば」と同駅の山口泉駅長。