糖尿病は、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、網膜症・腎症・神経障害などの合併症を併発する恐ろしい病気です。近年の研究では、肺炎や歯周病も起こりやすく、認知症とも関連があることがわかってきました。また、新型コロナウイルス感染症においては、糖尿病患者の重症化と高い死亡リスクが指摘されています。
2019年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる成人の割合は、男性19.7%、女性10.8%で、年齢が上がるとともにその割合も増加している、生活習慣病の代表的な疾患です。
少しでも不安をお持ちの方は早期検診を。この特集を参考にかかりつけ医を見つけ、早期発見・早期治療をおすすめします。