11月に入って一気に気温が下がり、鍋料理の恋しい季節を迎えてきた。
山口市大内地域の生産者らが、とれたての野菜を販売している「大内ふれあい市」(山口市大内矢田北、TEL083-927-4948)で、11月27日(土)午前8時から午後0時半まで「秋の感謝セール(野菜市)」が開かれる。旬を迎えた白菜、水菜、キャベツ、サトイモ、カブ、大根、ユズ、シイタケ(原木)など、鍋物にぴったりな野菜がずらりと並ぶ。また、新米、つきたての餅、昔ながらの製法で作った漬物、徳佐りんご、金魚・メダカの袋売り、手作りのすしや弁当、今購入して正月飾りに使うことができる葉ボタンの寄せ植え、季節の花や苗も販売される。
さらに、その日の朝に炊いた赤飯(1パック100円、限定50個)、会場で火をおこして窯で焼いた焼き芋も買うことができ、「大島ミカンの袋詰め」、サトイモを使った旬の料理実演もある。
当日は、ふれあい市斜め向かいのJA山口県大内支所駐車場でJA山口県青壮年部による「おいらの野菜市」も同時開催。山口市内で栽培された新鮮な野菜のほか、山口県漁協大海支店直売所の魚介類や、人気の海鮮丼も買うことができる。
大内ふれあい市出荷組合(中川惠美子組合長)は、月曜を除く毎日、午前8時から午後0時半まで朝市を実施。「一人でも多くの生産者が農地を売らず、自給できるだけでも耕作を続けてほしい」と、2003年に地元の生産者らによって設立された。その日の朝に持ち込まれた新鮮な野菜や花、夏にはこの地域の特産品「大内ブルーベリー」も買うことができる。
「家族で鍋を囲むなど、たくさん味わってほしい」と中川組合長。