環境省が地球温暖化対策のために推進している国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」とは、温室効果ガス排出量削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する「製品の買い換え」「サービスの利用」「ライフスタイルの選択」など、家庭や職場など日々の生活の中で、あらゆる「賢い選択」をしていこうという取り組みだ。
温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち(山口市地球温暖化対策地域協議会)は、同運動の普及促進を図るため、個人・団体から「COOL CHOICE」な取り組み事例を募集している。応募された中から優れた内容を数点選出。サンデー山口の紙面を通じて広く市民に伝えることとしている。応募資格は、山口市在住の個人または同市内に活動拠点を有する団体で、自薦・他薦は問わない。
「賢い選択」の大まかなジャンルは、①省エネの取り組み・設備導入②再生可能エネルギー設備導入③公共交通機関や自転車の利用、エコドライブの実施④クール(ウォーム)ビズ・クール(ウォーム)シェアの実施⑤ワンウェイプラスチックの削減⑥エシカル調達・消費⑦地産地消⑧食品ロス削減など。
応募方法など詳細は、同会のウェブサイト(https://kankyo-portal.jp/cool-choice/)を参照のこと。締め切りは、12月24日(金)。
12月12日に「未来を変える買い物講座」 9日まで参加者募集中
同会は、「日常的に行っている買い物に『環境』という視点を加え、持続可能なライフスタイルへの一歩を踏み出そう」と、「未来を変える買い物講座」を開催する。日時は12月12日(日)午前10時から11時半までで、会場はコープこことどうもん店(山口市道場門前1)。
参加者はまず、山口県立大の今村主税准教授(同会代表)から、環境に配慮した商品の選び方について教えてもらう。座学の後は、実際に店舗内で「サステナブルラベル探し」をし、「エシカル消費」の知識を身につける。
定員は20人で参加は無料。参加者には、エシカル商品がプレゼントされる。申し込み・問い合わせは、同9日(木)までに温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち(山口市環境政策課内、TEL:083-941-2181)へ。