食品衛生指導員として飲食店などの衛星指導や普及に取り組み、山口料飲組合副支部長としても業界の活性化に尽力したなどの功績が認められ、11月、食品衛生功労者として山口県知事表彰を受けた。今年度受賞者9人の中で最も若く「こんなに早くいただけるとは」と驚く。
山口市米屋町で1930年から営む老舗バーの3代目マスター。「シロ」から10年前にシングルモルトウイスキーが“売り”の「バー・スペイサイド」へリニューアル。いつの時代も憩いの場として多くの人に愛され続けている。コロナ禍の打撃に歯を食いしばりながらも「山口で一番おいしい」と評判のジントニックに「経験と愛情を注ぐ」。
メダカを飼育する趣味が高じて、今年10月に「日本メダカ協会長州山口支部」を立ち上げ、現在支部長を務める。
【プロフィル】1969年6月、山口市生まれの52歳。野田学園高、国士舘大政経学部卒業後、東京での就職を経て帰山。「お酒が好きで自然と」父親の営むバーを継ぎ、バーテンダーに。趣味は釣り、キャンプ、ギター演奏、メダカの飼育など多彩。