ユウベルホテル松政(山口市湯田温泉3、TEL083-922-2000)は1月10日(月・祝)午前7時に、「千人湯」の外来入浴券を発売する。
同ホテルでは通常、宿泊客ら以外の外来入浴は受け付けておらず、温泉を利用するには、限定で販売されるこの外来入浴券が必要。発売日には毎回行列もでき、瞬時に売り切れるなど「プラチナチケット」化している。
千人湯とは、1929(昭和4)年から1989年まで同地で営業されていた公衆浴場の名称。「千人も入れる」と言われたほど広く、種田山頭火や中原中也も利用していた。一般市民が湯田温泉に入浴できる唯一の場だったため「昔はよく通っていた」と懐かしむ人も多い。そんな市民からの望む声にも後押しされ、1998年に復活した。ジャグジー、低温サウナ、源泉100%かけ流しの露天風呂などを備えている。2016年にはバリアフリー改修もされた。
5枚つづりが1セットの外来入浴券(2023年1月末日まで有効)は1冊3600円で、1800冊の限定発売。年末年始や施設点検日、休館日などを除き、午後2時から8時まで入浴できる。
なお、購入者向け駐車場は用意されておらず、同ホテルは公共交通機関か近隣有料駐車場の利用を呼び掛けている。
【読者プレゼント】 「 千人湯入浴券 」3冊
希望者は住所、氏名、年齢、電話番号、「身近であった楽しい出来事・話題」(匿名での紙面紹介あり)を明記し、はがきかメール(〒753-0064 山口市神田町8-1、info@sunday-yamaguchi.co.jp)でサンデー山口「千人湯入浴券」係へ。1月21日(金)必着。当選発表は、発送をもって代えさせていただきます。