2022年1月15日、株式会社レノファ山口の代表取締役社長に就任した。株式会社設立の2013年から約8年間務めた河村孝前社長の後任で、プレーヤー歴はないがサポーター歴は長く、会社経営者として16年キャリアを積んだ実績を持つ。「山口を楽しくするためには、レノファ山口FCが活躍することが大事。生まれ育った山口県に恩返しする機会でもあり、私自身が山口でチャレンジするきっかけをもらったと思った」と、就任決断の心境を明かす。
問題視されている同社の債務超過について、「健全とはいえないが、立ち直っていける状況」とし、「夢を持つこと、目標に向かっていかに努力できるかが大切。J1へ昇格するために、現在の2倍である20億の事業規模引き上げを目指し、整理しながら進んでいきたい」と意気込みを語る。
【プロフィル】1973年3月、周南市生まれの48歳。徳山高、山口大人文学部卒業後、上京して就職。2006年、システム開発などを手掛けるゴーガを設立。2016年に経営コンサルや、スポーツ支援を行う365yを周南市に立ち上げ、現在代表取締役を務める