「ひなもん展」が2月28日(月)まで、阿知須いぐらの館(旧中川家住宅)で開催されている。主催は、阿知須のひなもんまつり&ぷち街角ぎゃらりー実行委員会(TEL0836-65-2129)。
「ひなもん」とは、福岡県柳川市の風習「さげもん」をヒントに製作されたつるし型のひな人形。2002年から阿知須地域で製作・飾られるようになり、「阿知須の春の風物詩」となっている。
例年は阿知須商店街を始め、山口県央商工会阿知須支所周辺の店舗や民家を会場に、ひなもんを中心とした約5000点の手芸品や手作り作品の展示、フォトコンテスト、体験コーナーなどの催しが行われてきたが、2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に。今年も山口県内の「まん延防止等重点措置」の適用期間が2月20日まで延長され、措置対象の地域が県内全域となったことを踏まえ、昨年に引き続き「いぐらの館」だけでの展示となった。
会場にはひな人形とともに、ひなもん教室のメンバーらによる花やまり、ウサギ、ツルといった色鮮やかな作品が飾られている。
開館時間は午前10時から午後4時までで、入場無料。2月16日(水)から18日(金)までと24日(木)、25日(金)は休館。
「楽しみされている方にぜひ来ていただきたいと考え、まつりの準備を進めてきたが、今年も縮小しての開催となった。その代わり、展示期間も長いので、ぜひ可愛い吊るし飾りを見に来て」と主催の実行委員会。