近年徐々に理解が浸透してきたLGBT(性的少数者)。自らもLGBTで、「現代日本のゲイの姿を描いた作品を作り続けている」という、劇作家で俳優の関根信一(劇団フライングステージ代表)が作・演出を手掛け、「劇団うりんこ」によって演じられる舞台劇「わたしとわたし、ぼくとぼく」が、3月5日(土)午後6時半から維新大晃アリーナ(山口市維新公園4)で開催される。
保育園に勤める30歳の健人は、男性保育士に対する保護者の偏見に落ち込み、ゲイである秘密を打ち明けられず引きこもってしまう。ある日、鏡を見ていると、1人の少女が現れて「世界を救ってほしい」と告げる。少女に導かれて到着したのは、1997年の教室。そこで10歳の頃の自分と出会う―。
「いろんな人がいるということ。そして自分、自分とは違う人を大切にしてほしい。そんなメッセージが伝われば」と主催する認定NPO法人こどもステーション山口(TEL083-925-1486)。
前売り券(全席自由)は、一般3200円、25歳以下2500円。こどもステーション山口事務局、山口市民会館、山口井筒屋、YCAM、C・S赤れんが、チケットぴあ(Pコード:509-874)で購入できる。当日は各500円高。未就学児は入場不可。