『高ぶらず、恥じらいの心をわすれねば玉の輿に乗る』。えっ、この歳で! (現在七十五歳)。『驕(おご)る心を抑え、着実にすれば大望は次第に叶う』。大望はない・・・小望はある。大より小さい望みだから余裕で叶うはずだ。嬉しい。『自我をおさえよ』。
これは、早朝に参ったR神社のおみくじである。今日の私の運勢は中吉。私は、穏やかな桜の舞い散る日にもかかわらず、どうも驕り高ぶり、自我を押し出し人に眉を潜めさせるようだ。気をつけねばならない。神様のご忠告なのだ。心しよう。そうすれば、玉の輿に乗り、大望は叶い、人間関係はスムーズにいく。良い日になるのだ。バンザーイ!
私は、月に一回R神社に参り『おみくじ』を引く。箱の中に手を入れ、自分の指先の感覚で、これがいいかな、こちらかな、と迷いながら引くのではなく、赤い箱の『おみくじ』の自動販売機に百円を入れると、自動的に神様が選んで下さった『おみくじ』がポンと出て来るのだ。私のために今日の心構えを諭して下さり、それを守ると幸運が与えられる。R神社の鳥居の奥、後ろの山に神様はおられる。信じている。
ちなみに勝率(?)は、中吉が一番多く約半分。次は大吉。小吉、吉、末吉は同じ割合。全てポンと出て来る。