水辺の宝石とも言われる美しい鳥です。背面は水色で、お腹はオレンジ色。日本のカワセミの仲間の中では一番小さいですが、背中の水色は遠くからでもよく目立ちます。オスは嘴(くちばし)が上下とも黒色で、メスは下の嘴が赤色です。
水辺で見られることが多く、枝先などから水に飛び込み、長い嘴で小魚やエビを捕食します。
春になると番(つがい)を形成し、土壁にオスとメスが協力して嘴で横穴を掘り、約70センチもの長さの巣穴をつくって繁殖します。
ブッポウソウ目 カワセミ科
[全長] 17cm
[時期] 一年中見られる留鳥
新光産業きらら浜自然観察公園 信木 愛