囲碁の日本棋院山口県支部連合会によって2022年度山口県囲碁番付が2月に発表され、県内のアマチュア囲碁棋士としてトップクラスを意味する「西横綱」に就いた。一年間の成績をポイントで点数化し、相撲の番付と同様にランク付けするもので、三年連続の横綱だ。
「囲碁は、実力差に応じたハンディキャップがあるので、誰でも楽しめる“ゲーム”。相手と声に出して会話をすることはないが、碁石を通してコミュニケーションができる」と魅力を語り、世界中の人とオンラインでも対局を楽しむ。
「囲碁の普及ができれば」と、ジュニア囲碁教室の講師も務め、「囲碁は計画性、手順、どのように勉強したらよいかなど、普段の生活において役に立つことが多い。ぜひ一度体験してみて」と、子どもたちに呼びかける。
【プロフィル】1958年宇部市生まれ、山口市在住の63歳。厚狭高、山口大卒業後、大手保険会社に就職。現在は山口県商工会連合会に勤務。高校時代、正課クラブで囲碁と出会い、囲碁歴46年。日本棋院山口県支部連合会の参事、同院宇部支部の幹事長。