嘉川地域特産の日本酒「嘉穂の郷」。2010年に地域で酒づくりを始めて13年目の2022年は、酒米栽培地に看板を設置した。
嘉川の米と水と酒造所で“オール嘉川”の地酒を作ろうと、嘉川まちづくり委員会が2010年から始めた「嘉穂の郷」作りも、2022年で13年目を迎えた。同会は酒米を栽培する田を「嘉穂の郷発祥の地」として、1月に看板を設置。6月12日から始まる酒米の田植えでも機運醸成を図っている。
初年度は約40人で始めた田植えや稲刈りも、コロナ下を除いては住民100人以上が参加する地域の一大行事へと発展。2011年に純米吟醸酒、2014年ににごり酒、2015年に大吟醸酒、昨年は嘉川八幡宮で厄除け祈願した「祈願酒」も完成した。