「やまぐち街なか大学」(廣中平祐名誉学長)は、「I(いつでも)、D(だれでも)、O(大いに)、M(学べる)」をコンセプトに、市民が持ち寄ったテーマを自分たちの力で学ぶ“市民手作りの大学”。日々の暮らしの中で疑問に感じていることや知りたいことなど、同じテーマを持つ人が集まり、学びを深めている。
今年3月に事務局が新規講座の開設を市民に呼び掛けたところ、シニア生活における整理術が学べる講座と酒やしょう油など発酵食品について学べる講座の二つが提案・採用され、新たに加わった。
各講座によって開始時期は異なるが、主に6月から始まる前期講座の受講者を現在募集している。途中からの受講も可能で、一部を除き受講は無料。テーマ(内容)・次回開催日時・会場は次の通り。
「まちの未来・イメージ工房」(五十嵐敬喜著「土地は誰のものか~人口減少時代の所有と利用」をテキストに山口の未来を考える)・6月11日(土)午後2時~3時半・小郡地域交流センター(山口市小郡下郷)他
「家族学研究会」(良い子育てのできる良い家族とは? 子育ての悩みを皆で考える)・8月~(日程は申込者に連絡)午後1時半~5時・大殿地域交流センター(山口市大殿大路)他
「シベリア・シリーズ研究会[シベ研]」(香月泰男の〈シベリア・シリーズ〉に込められた思いを読み解く)・6月26日(日)午前10時半~正午・山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)
「シニア生活の整理を考える勉強会」(豊かな暮らしを目指して、片付けの方法や防災について学ぶ)・7月9日(土)午前9時半~11時半・小郡地域交流センター他
「森の学校~教室が森、森が教室」(季節の薬膳料理を作って味わう)・7月9日(土)午前10時~午後1時・大歳地域交流センター(山口市矢原)他
「クラフトで山口の地域をつなぐ『つむぎプロジェクト』」(蛍かご、ヒンメリ、トイトイ・しめ縄作り。手仕事で地域・世代をこえて楽しく交流)・7月28日(木)午前10時~正午・山口ふるさと伝承総合センター
「スマホ・タブレット講座」(スマホ・タブレット初心者を対象に、できることを伝授)・7月23日(土)午前10時~正午・山口ふるさと伝承総合センター
「YICA(イッカ)アート講座」(大阪大学名誉教授・山口大学時間学研究所客員教授の上野修さんを迎え、「今ここ―近いは遠い、遠いは近い」をテーマに意見交換)・7月8日(金)午後7時~8時半・YCAM(山口市中園町)
「まちの音楽室」(名曲・名演のCDコンサート)・「ヴィヴァルディの夕べ」6月25日(土)午後7時~9時10分・山口市菜香亭
「木工入門」(小学生以上が対象で木工作品を制作する)・9月17日(土)午前8時半~午後1時・山口大学吉田キャンパス(山口市吉田)
「こどもとアート」(7歳前後の子どもとその保護者を対象としたアートを通した遊びと学び)・6月18日(土)午前10時~11時半・(場所は申込者に連絡)
「VR体験講座」・要望に応じてイベント機材とともに訪問。
「『発酵』って何だろう」(山口発酵文化研究所代表の柏木亨さんを講師に迎え、発酵食品の製造方法、歴史、商品開発の実施例から『発酵』を学ぶ)・6月11日(土)午後2時~3時半・山口ふるさと伝承総合センター
最新情報や詳細は、ウェブサイト(http://www.idom.jp/)を参照のこと。新型コロナウイルス感染拡大防止や受講生の希望によって、内容・日時・場所が変更になる場合もある。申し込み・問い合わせは、同事務局(TEL080-5238-3398)へ。