ハトより一回り大きい鳥で、かつてはタカの仲間とされていましたが、近年のDNA解析により、ハヤブサの仲間として独立しました。タカと違い、翼の先がとがって見えるのがハヤブサの仲間の特徴です。背面は黒っぽく、腹面は白色で細かい縞模様があり、目の下に黒い班があります。
ハヤブサのエサは、ドバトやヒヨドリなどの鳥です。飛んでいる獲物を急降下しながら蹴り落としたり、蹴り上げて空中で捉えたりします。その時のスピードがとても速く、時速300キロメートル以上出るともいわれており、世界一速い鳥としても有名です。また、小惑星探査機の名前にも使われています。
ハヤブサ目 ハヤブサ科
[全長] オス42cm、メス49cm
[時期] 一年中見られる留鳥
新光産業きらら浜自然観察公園 信木 愛