山口ケーブルビジョンで担当する番組「にんげんのGO!」で昨年放送した「隧道あるはずでしょう」が、日本ケーブルテレビ連盟中国支部主催の「第12回番組アワード」レギュラー部門で第1位「NHK広島放送局長賞」を受賞した。中国地方の加盟41局を対象に、企画・レギュラー・CMの3部門の優秀作品が選ばれる表彰で、2022年度は50作品の応募があった。
「”日の当たらない ” ” 縁の下の力持ち ” といった地元の人や物を紹介する番組なので、評価されて嬉しい」と話す。受賞番組は、JR山口線を開通させるため、 約100年前に建設された拱橋(トンネル)の紹介。「下見も台本もない」出演者の言葉がリアルさを伝えている。
「あす14日と15日に再放送するので、見てもらえれば」と視聴を呼びかける。
【プロフィル】1979年6月萩市生まれ、山口市宮野在住の43歳。白石小・中、山口高、山口大卒業後、大阪の番組制作会社に入社し、主にバラエティー番組のディレクターを担当。2009年に帰山し、山口ケーブルビジョンに入社。ディレクターを務める。