1998年5月に創立し、25周年を迎えた山口県央ロータリークラブの会長に就任。2022年度のメインテーマに「楽しい集い、奉仕」、サブテーマに「インクルーシブ社会を目指して」を掲げた。
同クラブは奉仕活動の一つとして、タイの山岳民族「アカ族」を支援している。2013年からの継続事業で、教育環境を整えるため、子ども寮「夢の家」に養豚施設を建設し、豚の肥育・売却による自立循環システムの構築、浄水設備の新設などを行ってきた。さらに、山口市内にある母子生活支援施設利用者の自立支援、幸崎公園の清掃、山口農業高での就職模擬面接なども実施している。
「コロナ禍で当クラブの活動も困難に直面しているが、このような時代だからこそ寛容の精神を基礎に、地域社会で必要な奉仕活動を見つけ、提供したい」と語る。
【プロフィル】1973年萩市生まれ。東京外語大中退、東京大卒。東京の法律事務所で司法修習・勤務を経て、山口、佐賀県の法テラスに勤める。2014年から小郡法律事務所(山口市小郡)を開設。日弁連や県弁護士会の委員も務める。将棋の対局観戦が趣味。