二紀山口県支部による44回目の絵画展が、8月5日(金)から7日(日)まで、山口市民会館(山口市中央2)展示ホールで開かれる。午前10時から午後6時(最終日は5時)までで、入場無料。
コロナ禍により3年ぶりの開催となる今回は、山口県内在住会員18人が出品。会員は、10月19日(水)から東京・国立新美術館で開催される第75回二紀展に向けて研さんを積んでおり、山口市からは秋山泉さん、伊藤和子さん、臼杵裕世さん、河村康子さん、中山恵美子さん、祐村稔子さんの6人が参加している。
昨年秋から制作を始めた二紀展出品予定の作品や、心の中に浮かぶインスピレーションをキャンバスに投影した油絵、アクリル画、テンペラ画など、新作を含む50号から150号約40点が展示される。長辺が2メートルを超える「大作」が並ぶ会場の様子は圧巻だ。
最終日の7日には、(一社)二紀会理事の吉岡正人さんを講師に迎えての研修会も終日開かれるほか、会員らが互いの作品を談論し合う様子も自由に見学できる。会員は研修会での所感や意見を参考にしつつ、二紀展出品へと作品を仕上げていく。
「大作の見応えをぜひ会場で実感して」と同事務局(TEL083-922-4493)。