細長い嘴(くちばし)と赤色の長い脚が特徴の背が高い鳥で、その美しさから「水辺の貴婦人」とも言われています。頭部の色は個体差があり、真っ白な個体や黒い模様が入る個体など様々です。背面は黒色または黒褐色で、腹は白色です。
春と秋の渡りの時期に水田や池沼、干潟などの湿地で見られ、小魚や水生生物などを捕食します。きらら浜でも毎年観察されており、数羽~十数羽の小さな群れで飛来します。飛ぶ時は、長い脚が目立ちます。
美しい脚のセイタカシギを見てみたい方は、湿地や浅い水辺を探してみてください。
チドリ目 セイタカシギ科
[全長] 37cm
[時期] 春と秋に見られる旅鳥
新光産業きらら浜自然観察公園 信木 愛