1999年にマンモグラフィーを導入し、20年以上の検査実績を持つ阿知須同仁病院(阿知須)は、今年も10月のピンクリボン月間(乳がん検診の早期受診を推進する世界規模のキャンペーン)に合わせ、多忙な平日を過ごす女性のために日曜および平日夜間に乳がん検診日を設ける。
同院では女性の診療放射線技師と検査技師がマンモグラフィー検査やエコー検査を実施し、セルフチェック(自己触診)の方法も教えてもらえる。
乳がんは、早期発見での生存率が90%以上と”治るがん”だ。「直近1回の未受診で死亡リスクは上昇する」というスウェーデンの研究結果も発表されており、定期的な検診が死亡率を大きく低下させることが確認されている。
「コロナ禍の受診・検診控えが早期発見を遅らせてしまい、死亡リスクにつながってしまう。自覚症状が無くても、定期的な検診受診を」と同院は呼びかける。
日時は10月16日(日)と11月13日(日)の午前9時から正午までと、10月25日(火)午後6時から8時まで。受診の予約や問い合わせは、同院健診窓口(TEL0836-65-5778)へ。