日本をこよなく愛し、流ちょうな博多弁を操る言語学者で北九州市立大学准教授のアン・クレシーニさんをゲストに迎え、ワークライフバランスや多様な生き方について聞く講演会「グローバルに活躍している女性たち」が、10月9日(日)午後1時半から3時半まで、山口市小郡地域交流センター(山口市小郡下郷)で開かれる。入場は無料で定員は80人だが、事前申し込みが必要。
クレシーニさんは、1974年アメリカ・バージニア州生まれ。1996年にメアリーワシントン大学を卒業し、2002年にオールドドミニオン大学大学院で応用言語学修士を取得した。2003年に北九州市立大学の語学教師に就任し、2012年から現職。福岡県宗像市在住で、むなかた応援大使も務める。バイリンガルブロガー、TNC「福岡NEWSファイル CUBE」コメンテーターなど、多方面で活躍中だ。「ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?」(ぴあ)ほか著書多数。
講演では、クレシーニさんの来日のいきさつ、慣れない日本での暮らしや3人の子育て、大学での仕事など、自身がたどってきた足跡の中で感じてきた「多様な生き方や価値観を認めることの大切さ」を語る。
聴講希望者は、電話またはファクスで、企画運営の小郡女性団体連絡協議会(TEL083-972-6497、FAX083-973-1331)へ申し込む。
同協議会(益田徳子会長)は、女性の福祉と地位の向上を図ることを目的に1986年2月に小郡婦人団体連絡会として発足。以来、講演会や研修会の開催、他地域の女性団体との交流などを重ね、女性が個性と能力を十分発揮し、活躍する社会の実現を目指して活動している。