YCAM(山口情報芸術センター)が開発した教育プログラム「『360°図鑑』みて、きいて、あるいて、世界に図鑑を届けよう」(https://zukan360.yamaguchi-ygc.ed.jp/)が、「第19回日本eラーニング大賞」の文部科学大臣賞を受賞した。
同賞は、日本オンライン教育産業協会と産経新聞社が主催。革新的な技術やコンテンツ、eラーニング活用事例の応募作品の中から特に優れたものを選出する顕彰制度で、2004年に創設された。今年の最優秀賞は、ベネッセコーポレーションの「読み書きの発達特性に配慮したICT教材『まるぐランド』」だった。
「360°図鑑」は、インターネット上に写真や動画などのメディアを盛り込んだ地域の図鑑。山口市教育委員会による「やまぐち子ども未来型学習プロジェクト」とYCAMによる「未来の山口の授業」との共同事業で、現在は生雲小学校の児童による「生雲の360°図鑑」が公開されている。
表彰式は11月1日(火)に東京で実施。また、11月10日(木)午後2時40分と翌11日(金)午後5時40分からは、YCAMの菅沼聖さんによる受賞記念講演会もオンラインで開かれる。聴講方法など詳細は、同協会ウェブサイト(https://www.elearningawards.jp/)を参照のこと。