ペルー記念展&ペルー山口学校教材支援チャリティーバザーが、11月3日(木・祝)午前11時から午後4時まで、山口県政資料館(山口市滝町1)で開かれる。山口県ペルー協会(河村建夫会長)の主催で、入場無料。2023年の日本とペルー国交樹立150年プレイベントとして、またペルー山口県人協会設立95周年記念事業として実施される。
会場には、山口県民のペルー移民の歴史や、同国の観光地や物産などを紹介するパネルが展示。そして、セーターやストールなどカラフルなアルパカ製品、ペルーのクリスマス菓子「パネトーン」など、現地から取り寄せた品々が販売される。収益は、ペルー山口学校へ教材費として全額寄付される。
フォルクローレコンサート
「YAMA復活 フォルクローレコンサート」も、同館「夢交流ホール」で同時開催。時間は午後2時から3時40分までで、定員150人。前売券は、一般1500円、中学生以下500円で、YCAM、山口市民会館、山口県庁売店で購入できる。当日券は、残席がある場合のみ販売され、各500円高になる。
出演するのは、岩国市出身のケーナ奏者・木村嶺汰、ギター奏者の仙波雄真、民族楽器サンポーニャとパーカッションを担当する上田柊介。「YAMA」は、小学生だった木村が妹の莉那さんとともに2006年に結成した兄妹ユニットで、同協会主催のイベントでも演奏を重ね、盛り上げに貢献してきた。16歳での木村の上京に伴い活動休止となっていたが、今年27歳になった木村が、新たなメンバーを迎えて「YAMA」を再起動。木村のペルーでの音楽修行(2019年)を後押しした同協会が、山口における「YAMA」復活の舞台を提供。「コンドルは飛んでいく」などが披露される。
さらに、南米ウルグアイなどでの教師経験もある、音楽家で指揮者の中野幸郎さん(山口芸術短期大学非常勤講師)もゲスト出演し、その歌声を披露する。
「ペルーの文化を見て、聞いて、味わう"文化の日"を楽しんでもらえれば」と同協会の岡孝則さん(TEL090-4802-1936)は話している。岡さんへの前売券の電話予約もできる。