2018年の家計調査で山口市のチョコレート消費額がダントツで日本一だったことを受けて、山口商工会議所は「Chocofuror Yamaguchi(チョコフロールヤマグチ)」と名付けた事業を2020年にスタート。3年目となる今年は、「11月、山口市はチョコレートでもっと元気になる!」をテーマに、11月11日(金)から13日(日)に山口市中心商店街で、チョコレートに親しめる各種イベントを展開する。「チョコフロール」とは、「チョコに熱狂」を意味する造語だ。
まず、山口井筒屋(山口市中市町3)で、11日から13日まで物産展を開催。海外の名店など、普段なかなかお目にかかることのできないチョコレートの数々が売り場に並ぶ。出店は次の通り。
カカオサンパカ(スペイン・バルセロナ)▽ブボバルセロナ(同)▽ダンデライオンチョコレート(アメリカ・サンフランシスコ)▽西洋菓子 無花果(広島市)▽ビオピシーヌ(周南市)▽ギミーチョコレート(防府市)▽テテ(山口市)▽パティスリーナツキ(同)▽焼き菓子やをぜ(同)
さらに、同百貨店のゴディバ店舗では、あさひ製菓(柳井市)の看板商品「月でひろった卵」とゴディバとのコラボ新商品「ダークチョコレートガナッシュ」「夏みかん&チョコレート」が、全国に先駆けて先行販売される。全国発売(ゴディバ店舗のみ)は11月19日(土)なので、それより1週間早く味わうことができる。
「チョコレートファウンテンで季節のくだものを食べよう!」は、12日と13日にどうもん広場(山口市道場門前2)である。大きなチョコレートファウンテンに、山口市内の季節の農産品やお菓子などをフォンデュして楽しめる。時間は各日午前11時から午後3時までで、参加費は300円から。
「チョコレート謎解きラリー」は、12日午前11時から午後4時まで、みずほ銀行山口支店前(山口市米屋町1)を出発点に開かれる。中心商店街の各所に置かれた謎に、スマートフォンを使用して回答を重ねていく。所要時間は20~30分で、先着50人には景品が贈呈される。また、同所では同日、山口調理製菓専門学校の学生によるチョコレート菓子の限定販売や、「チョコレートくじ」も実施される。
さらに13日には、米屋町商店街と中市商店街を舞台に、山口市農業政策課が主催する「あぐまるやまぐち」も開かれる。市内農林水産物などがお得に購入できる。