山口商工会議所の臨時議員総会が、11月1日に湯田温泉のユウベルホテル松政で開かれ、今後3年間の体制が固まった。
9月の総会で、3期目となる河野康志会頭と、河村利夫、椙山一生、臼渕厚史の3副会頭および田中真樹SDGs特任委員長が選任。さらに、大田正之専務理事の退任に伴い、大長幹明専務理事代行が選ばれていた。その後、3号議員(21人)、2号議員(49人)、1号議員(70人)が、約2700人いる会員から選出された。そしてこの日の総会では、140人の新議員の中から、常議員(46人)と監事(3人)が選任。委員会の変更も承認された。
副会頭同格のSDGs特任委員長は、山口県央商工会(阿東、秋穂、阿知須)および徳地商工会と、同商議所との連携を図る役割を担う。中山間地域の経済活動と山口・小郡都市核における経済活動とを結びつけることで、地域内経済循環型社会を確立させたい意向だ。
設置された委員会は、「コンパクトシティ推進委員会」「新山口まちおこし委員会」「会員拡大交流委員会」の三つ。
まず、「コンパクトシティ推進委員会」(川口雄一郎委員長)は、山口都市核エリアのコンパクトシティー推進に向けた取り組みを、ハード・ソフト両面から検討。山口都市核エリア内の活性化策を推進する。
次に「新山口まちおこし委員会」(岩城孝浩委員長)は、小郡都市核エリア内、とりわけJR新山口駅近郊におけるにぎわい・コミュニティーづくりに取り組む。また、誘致企業との連携や、域内企業間取引による消費拡大機会の創出について検討もする。
「会員拡大交流委員会」(宮川和也委員長)は、新規会員の獲得に向け、商議所の機能・役割を事業者へ周知し、会員拡大を目指す。加えて、会員同士の交流の場を提供。地域経済の底上げや、組織基盤の強化を図る。
新議員は、これら三つの委員会および六つの部会(商業、観光サービス、建設、工業、運輸交通、理財)にそれぞれ所属し、山口市の経済活性化に取り組む。
新役員(会社名)は次の通り(敬称略)。任期は2025年10月まで。
[会頭]
河野康志(マルニ)
[副会頭]
河村利夫(中国芝浦電子)
椙山一生(萩山口信用金庫)
臼渕厚史(山口グランドホテル)
[SDGs特任委員長]
田中真樹(御堀堂)
[専務理事代行]
大長幹明
[監事]
高橋克行(高橋克行税理士事務所)
藤塚邦洋(三井住友海上火災保険山口支社)
宮川泰一(山口銀行小郡支店)
[常議員]
石田光一郎(石田屋ホテルズ)
今田雅己(山口トヨペット)
上野美幸(積水ハウス山口工場)
梅林義彦(湯田かめ福)
大隅恵一(こすもす開発)
大橋正範(KDDI山口技術保守センター)
大庭典夫(オオバクリエイティブ)
大原敏之(山口マツダ)
岡崎悟(生活協同組合コープやまぐち)
岡村卓郎(中国電力ネットワーク山口ネットワークセンター)
桶谷祥太郎(山口井筒屋)
小野哲(山口銀行山口支店)
勝間田博(山口トヨタ自動車)
川口雄一郎(末廣)
川久保賢隆(片岡計測器サービス)
久保紳哉(AKi建築設計事務所)
佐伯誠(三笠産業)
作間悦次(技工団)
椎木健一(新富士化学)
嶋田広樹(シマダ)
末冨喜昭(山口日産自動車)
末永久大(弁護士法人末永法律事務所)
砂川泰一(山口建設)
竹原雅郎(山陰堂)
多々良健司(多々良造園)
田原文栄(豆子郎)
中川健一(西日本電信電話山口支店)
中村卓也(湯田温泉旅館協同組合)
名田雄司(テレビ山口)
野津交起(中電工山口統括支社)
原田征直(西中国信用金庫小郡支店)
平本浩一(西京銀行山口支店)
藤井公(MIHORI)
藤井正史(エフエム山口)
藤村誠司(瑞穂糧穀)
藤山裕之(山口県信用保証協会)
古海尚文(アクサ生命保険山口支社)
北條栄作(近江屋)
松田範和(松田会計事務所)
宮川和也(常盤)
宗像紀明(宗像建設)
毛利祥元(山口朝日放送)
山岸功英(みずほ銀行山口支店)
山下鉄太郎(サン・ロード)
葭谷光哉(三宅商事)
開作真人(サンデー山口)