萩往還ウォークと山口名物・瓦そば、国宝瑠璃光寺五重塔の特別拝観など、歴史や食を満喫できる「萩往還ウォークと国宝瑠璃光寺五重塔特別拝観ツアー」が、12月2日(金)、9日(金)、11日(日)に開催。参加者が募集されている。
旅行支援「旅々やまぐち割プラス」を利用した日帰りツアーで、料金は4200円。バス代、拝観料、昼食代が含まれ、平日(12月2日、9日)は3000円分、休日(12月11日)は1000円分の旅々やまぐち割クーポンが付く。
行程は、バス移動と徒歩とで構成。バスは新山口駅を午前9時に出発し、湯田温泉バス停など各停留所に止まりながら天花まで移動。9時50分頃、萩往還の「天花坂口」からウォーキングがスタートする。「四十二の曲がり」「六軒茶屋跡」「板堂峠」などを経て「防長国境の碑」までの石畳や山道を、やまぐち萩往還語り部の会のガイドを聞きながら歩く。「国境の碑」からは再びバスで移動。9月にリニューアルオープンした瑠璃光寺そばの「長州苑」での昼食は、山口名物・瓦そばだ。
昼食後は、檜皮葺(ひわだぶき)屋根の葺き替えなど「令和の大改修」を控える瑠璃光寺五重塔の特別拝観。塔の内部が見学できる特別拝観は11月27日(日)までの土・日・祝日限定で実施されているが、このツアーの参加者限定で、再度公開される。通常は入ることのできない塔周囲を囲む鉄柵の内側に入り、特別に開けられた格子戸の内部にある阿弥陀如来像や大内義弘公座像、収められた多くの経典、心柱などを見ることができ、限定御朱印付き。午後3時に新山口駅に帰着する。
定員は各日先着35人で、新型コロナウイルスワクチン3回接種か陰性証明の提示が必要。
「『令和の大改修』が始まる前のこの機会にぜひ、美しい塔をじっくり見ていただけたら」と、主催する山口観光コンベンション協会。申し込み・問い合わせは、同協会(TEL083-933-0088)へ。