山口県障害者スポーツ協会による選考を受け、射撃(10メートルエアピストル種目)で令和4年度やまぐちパラアスリートに認定された。2022年度の認定者は6人。11月25日に県庁で認定証が授与される。「パラリンピックの決勝の舞台に立つことが当初からの目標。まずは2024年のパリパラリンピック出場権獲得を目指す」と意気込みを見せる。
2016年にエアピストル所持許可を得て、翌2017年にはパラ射撃ワールドカップ(バンコク)に出場。2019年の全日本障害者ライフル射撃競技選手権大会では優勝を果たした。現在、デジタルマーケティング会社「電通デジタル」(東京)に所属して競技生活に専念。山口市仁保にある山口ライフル射撃場で練習を積み重ねながら、記録会や遠征に参加している。
好きな言葉は「万里一空」。
【プロフィル】1985年防府市生まれ山口市小郡在住の37歳。高校2年の時バイク事故で右手全体の神経が麻痺。猟師だった祖父の影響もあり、20代後半から射撃競技を始める。2017年のワールドカップ出場を皮切りに国内外の大会で活躍中。