スペインのクリスマスマーケットの様子をオンラインで楽しむ「スペイン・マドリード オンラインツアー」が、12月10日(土)午後7時から8時まで開催。参加者が募集されている。
ガイドを務めるのは、2014年8月から2022年6月まで山口県と山口市の国際交流員として山口で暮らしていた、スペイン人のマリア・ルビオ・カロさん。現在スペインに帰国中のマリアさんと、テレビ会議システム「Zoom」でつなぐ。
まず、マリアさんが(時差のため)事前取材したイルミネーションの写真を見ながら、スペインにおけるクリスマスの祝い方について聞く。
続いて、マヨール広場でのクリスマスマーケットから生中継。11月下旬に始まり、午前中から夜まで開催されている同マーケットには、毎日多くの人たちがクリスマス準備のために訪れている。どのようなものが店先に並んでいるのか、マリアさんの解説を聞きながら楽しむことができる。
「山口市とスペインとのつながりは、フランシスコ・サビエル(ザビエル)との縁をきっかけに、現在まで長く続いている。この機会に、スペインのことを持って知ってもらえたら」と主催の山口市国際交流課。
参加希望者は12月2日(金)までにウェブサイト(https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/147/126142.html)にある2次元コードか応募フォームから申し込むこと。申込者には接続用のIDが送信される。問い合わせは同課(TEL083-934-2725)へ。
クリスマスマーケットは、ドイツやオーストリアが発祥と言われている。シンボルツリーを中心に、ホットワインやホットチョコレート、菓子、クリスマスを彩る雑貨などが屋台で販売される冬の風物詩として、ヨーロッパを始め世界各地で行われるようになった。