山口商工会議所主催の新春互礼会が、1月6日午後6時から、山口市湯田温泉のかめ福オンプレイスで開かれた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者間の座席間隔を通常よりも空け、着席で実施。同商議所会員、国会議員、県議会議員、市議会議員、山口市役所の役職員ら、約240人が参加した。
最初に、昨年11月に3期目をスタートさせた河野康志会頭が主催者あいさつ。自身が昨年怪我を負い、現在リハビリで通院していると明かした上で「車の運転ができなかった間は徒歩やバスでの移動だったが、山口都市核内では不自由を感じることはなかった。電子化の進んだ病院では受付もスムーズ。自宅から約2キロ離れた病院にバスで行き、リハビリを終えてバスで自宅に戻るまでの時間は1時間ちょっと」とコンパクトシティの有用性を述べた。さらに、中山間地域の美しさや経済を維持していくためにも「商工会との連携で、市内全域での経済循環を推進していきたい」と意欲を示した。
続いて、伊藤和貴山口市長、平屋隆之山口県副知事、高村正大衆議院議員、杉田水脈衆議院議員、平林晃衆議院議員、江島潔参議院議員、北村経夫参議院議員が来賓あいさつ。谷澤幸生山口大学長による乾杯の音頭で、マスク着用でのあいさつ交換会はスタート。田中マキ子山口県立大学長による「中締め」で、7時半過ぎに閉会した。
会では、創業100周年を迎えた藤本(藤本利明社長)と原田屋(原田泰蔵社長)に記念品も贈呈された。