映画やコンサートなどさまざまな催しから成る「秋吉台芸術祭」が、1月14日(土)に秋吉台国際芸術村(美祢市秋芳町)で開催される。2021年に続く2回目の今回は、「映画」「コンサート」「作品展示」がテーマだ。
コンサートホールでは、午後1時半から映画音楽にまつわる「トーク&コンサート」。「彼こそが海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)」「となりのトトロ」「ホール・ニューワールド」などの曲が、山口県交響楽団による弦楽四重奏で奏でられる。映画コメンテーターのマニィ大橋さんによる映画音楽トークもある。
2時45分から4時20分までは「秋吉台映画村」。幅広いジャンルの芸術文化に触れる機会の創出と、多くの人に同施設を利用してもらうことを目的に2022年11月に始められた映画上映会の第3回目で、今回の上映作品は「アンコール!!」(2012年、イギリス)。がんが再発した最愛の妻・マリオンの代わりにロックやポップスを歌う合唱団「年金ズ」に参加することになったアーサー。合唱団を舞台に多くの人々に出会い、再び人生に前向きになっていく、笑いあり涙ありのハートフル・ヒューマンコメディだ。アーサーとマリオンを演じるのは、イギリスの名優・テレンス・スタンプと実力派女優・バネッサ・レッドグレーブ。
料金は、コンサートと映画上映会の通し券で、一般500円。定員は100人で、事前申し込みは電話(TEL0837-63-0020)またはウェブサイト(https://aiav.jp/)にある申し込みフォームから。なお、会場での当日券は、残席がある場合のみ販売される。
午前9時半から午後4時半まで、同施設内の各所で行われるのは「芸術村展覧会」。まず、ギャラリーでは「ポスコン?! 2023」が開催。言葉・絵画・写真など自由な手法で「伝えたいこと」を表現したポストカードを広く募集する同事業は、今回で18回目となる。県内を中心に、全国から寄せられた945点が展示される。さらにカフェでは、近年の取り組みを映像にまとめた「アーティスト・イン・レジデンスアーカイブ」や、阿東在住のチェーンソーアーティスト・林隆雄さんのチェーンソーアート作品の展示もされる。展覧会への入場は無料で、事前申し込みも不要。
問い合わせは、主催の同施設へ。